以前は、毎日寝る前でも一生iPhoneの画面を見てしまっていました。
iPhoneやタブレットが発するブルーライトが良質な睡眠を妨げると分かっていても。
そんな寝る前の習慣を変えるために、Kindle Paperwhiteを購入してみました。
そうして、Kindle Paperwhiteを使い始めて1年以上経ったので、その使い心地とレビューを書いていこうと思います。
Kindle Paperwhiteで寝る前に読書する様になった結果
明らかに睡眠の質が向上しました。
そもそも夜寝る前にスマートフォンやタブレットを使うとなぜダメなのか。
それは、ディスプレイが発するブルーライトによって脳が「朝だ」と勘違いして、睡眠に影響するホルモンであるメラトニンの分泌を抑えてしまうからです。
確かに寝る直前までiPhoneを触っていると、目が冴えてきてしまったり、本来起きるべき時間より2時間、3時間早く目が覚めることがよくありました。
無駄に目が覚めるから地獄です。
その点、Kindle Paperwhiteは本物の紙に近いe-inkスクリーンを搭載しており、ブルーライトを限りなくゼロに抑えています。
おかげで自然に眠りにつくことができ、途中で目が覚めることも無くなりました。
Kindle Paperwhiteのいいところ
目に優しい
最初に書いた通り、ブルーライトのカットはもちろん、画面の照らし方も目に優しい工夫がされています。
スマートフォンやタブレットは、バックライトで目に向かって光を当てています。
長時間使っていると目が疲れて、目の下にくっきりしたクマができちゃったりなんてこともありますね。
これに対し、Kindle Paperwhiteではフロントライトを搭載していて、ディスプレイの表面を照らしています。
光が目に向かっていないので目が疲れにくいのです。
辞書機能がある
読書していて知らない言葉が出てきた時にめちゃくちゃ便利です。
知りたい言葉に触れるとKindle Paperwhiteが自動的に調べてくれます。
バッテリー持ちがいい
使用環境にもよると思いますが、1ヶ月近く充電しないで済みます。
Amazon公式によると、明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で数週間利用可能とのことです。
読書専用である
Kindle PaperwhiteはブラウザやYouTubeなどは使えません。
一見するとデメリットに思えますが、余計な機能をつけないことで読書に集中できます。
たとえばスマートフォンで読書をしようとしても、読書以外にも色々できるし、通知が届いたりして気が散ってしまいがちです。
その点、Kindle Paperwhiteは読書しかできないという縛りによって、文字を読むことに関して最適の端末になることができたのです。
気が向いた時に、すぐ書籍を買える
わざわざ書店に行ったり、ネットショッピングして待つことなく好きな時に気になった書籍をダウンロードできるので、読書を習慣にしやすくなります。
Kindle Paperwhiteのよくないところ
動作が遅い
小説やビジネス書を読んでいる時は全く問題ありません。
しかし、Kindleのストアから書籍を探す時は圧倒的にストレスを感じてしまいます。
あらかじめスマートフォンやタブレットで気になる書籍の目星をつけて、Kindle Paperwhiteでの操作を最小限にする使い方がオススメです。
漫画、雑誌を読むには向いていない
読んで読めないことはありません。
でも、Kindle Paperwhiteはカラー表示では無いし、漫画のページをめくる時はもっさり感があります。
個人的には漫画や雑誌はiPad、小説やビジネス書はKindle Paperwhiteという使い分けをしています。
おまけ:オススメのアクセサリ
Kindle Paperwhiteはそのままでも軽くて小さいので持ちやすいです。
さらに快適に使うために「TFY安全ハンドストラップ」をオススメします。
このように指を通して待つことで安定感が増します。日々の読書が捗りますので是非使ってみてください。