実は密かに憧れていたのが『DRAW A LINE(ドローアライン)』
要は目が眩むほどオシャレな“突っ張り棒“ですが、個人的に突っ張り棒はあまり好きではありません。というのも、突っ張り棒は長期間設置していると、いずれずり落ちる運命だと思っているからです。
というわけで『DRAW A LINE(ドローアライン)』への憧れも封じ込めていたわけです。
ところが、ある日巡り合うわけです。まさかの突っ張らない『DRAW A LINE(ドローアライン)』に。
そこで、手に入れたのが『DRAW A LINE Move Rod』です。意気揚々とレビューしていこうと思います。
DRAW A LINE Move Rodの開封
さっそく開封です。『DRAW A LINE Move Rod』のカラーバリエーションは「ホワイト」と「ブラック」の2種類。
バラバラに同封されているパーツたち。案の定、組み立てが必要ですが、よっぽど簡単に済むので心配無用。
スチールの塗装はマットな加工が施されていて、安っぽさは皆無です。かっこいい。
DRAW A LINE Move Rodの組み立て
組み立てに関して、キャスターを取り付けるためのスパナは同封されていますが、そのほかに自前のプラスドライバーが必要と話題です。
まずはベースプレートにキャスターを取り付けていきます。ネジネジするだけなので簡単。
『Move Rod』自慢のキャスター(4つあるうちの2つ)にはストッパーが付いているので、勝手に動いてしまうなんてことは無いでしょう。
あっという間に4つのキャスターの取り付けができました。コツというか必須事項はストッパー付きのキャスターが隣り合うように取り付けること。
次にベースプレートを寝かせた状態にしてロッドを取り付けます。むしろ組み立てはこれで完了。
意外とベースプレートは重量があるので、手こずるとすれば、その点だけだと思います。
完成した『DRAW A LINE Move Rod』がこちら。
想像していたより大きかったので、比較用に500mlペットボトルを添えてみました。サイズ感のイメージを掴んでもらえると幸いです。
それはさておき、この状態では、そびえ立つただの棒で意味不明ですね。
オプションパーツを取り付けていく
というわけで、今回本体と一緒に手に入れたのがテーブルとトレイ。
ほかにもシューズラックやフックといったパーツもあるので、思い思いの収納を実現できるのが『DRAW A LINE』の売り。
ただし、それぞれのパーツもいい値段するので今回は定番っぽいテーブルとトレイを揃えるに留まりました。使っているうちにパーツの追加をしたり、しなかったりすると楽しそうです。
なんだかんだでテーブルとトレイを取り付けた『DRAW A LINE Move Rod』がこちら。いい感じです。
ちなみにパーツはネジ締めで固定する仕様上、ロッド部分に傷がついてしまうのは避けられないようです。曰く、その傷も含めて“経年劣化“をお楽しみくださいとのこと。うまいこと言いやがって、と感心したのでパーツ固定時にできる傷は受け入れます。
実際にDRAW A LINE Move Rodを使ってみる
取り急ぎ、小物を置いて様子をみてみました。いや、かっこ良すぎる。どこかアートチックな佇まいは、そこにあるだけで部屋をオシャレな印象に変えてくれる予感さえします。
そして移動が手軽にできるので、たとえば観葉植物を置いて日中は日当たりの良い場所に…なんて使い方もいいかもしれません。
シェルフや棚は飽きたとしても大きくて処分するのが億劫です。対して『DRAW A LINE Move Rod』は暮らしの変化やライフスタイルによって、パーツを取り替えながらカスタマイズしていけるので長く愛用できそうです。
DRAW A LINE Move Rodの気になったところ
いうほどキャスターがスムーズじゃない
今世紀で1番オシャレな家具の『DRAW A LINE Move Rod』ですが、気になった点があります。
それは、思いのほか滑らかにキャスターが動かないことです。動かし始めは「あれ?キャスターにロックかけたっけ?」と確認したくらいにはスムーズに動きませんでした。
とはいえ移動が困難ということはなく、暇つぶしに移動させ続けているとキャスターも調子が出てきたような気もしています。
そもそも『Move Rod』と名乗っているだけに移動がスムーズじゃないとお終いですからね。気にしすぎなだけという説が濃厚です。
1台持っておき得なDRAW A LINE Move Rod
「ここにちょっとした置き場所があれば」「気軽に置き場所を変えられる家具があれば」といった願いを叶えてくれるのが『DRAW A LINE Move Rod』です。
仮に設置した場所が気に入らなくても別の場所に移動させればいいし、収納が足りないな、と思えばパーツを増やせばいいし、誰にもきっと役立つ『DRAW A LINE Move Rod』。もはや一家に一台と言っても過言ではないでしょう。
個人的には突っ張り棒タイプの『DRAW A LINE』より優れていると感じているので、突っ張り棒は信用できないけど『DRAW A LINE』に憧れた方であれば『Move Rod』をお勧めしたいと思います。