泊まりがけの外出時、Apple Watchの充電器といえばPITAKAの『Power Dongle for Apple Watch』を採用していました。デザインがカッコいいし、コンパクトで言うことなしの充電器です。
ところが、ある日この世の真理に到達してしまいました。充電器単体でApple Watchの充電できた方が強くない?と。
要はモバイルバッテリー的な機能が欲しくて堪りませんでした。
ということで新たに購入したのがCIOの『SMARTCOBY DUAL』です。『SMARTCOBY DUAL』は充電器とモバイルバッテリーの2役をこなす夢のアイテム。さっそく、レビューしていこうと思います。
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CIO SMARTCOBY DUALの開封
CIO製品特有の紫と白を基調としたパッケージもだいぶ見慣れてきました。
同封物は本体と取扱説明書、煩わしいステッカーと至ってシンプル。
SMARTCOBY DUALの外観
そして対面する『SMARTCOBY DUAL』本体。そのサイズは縦38×横74×厚さ18mmと思いの外、コンパクト。
身近にある目薬と大きさの比較をするとこんな感じ。ポケットに捩じ込んでも許されるサイズ感です。ちなみに重量は約60gで、実質重さは感じません。
また本体はCIO製品では、もはやお馴染みのシボ加工が施されています。傷に強いのはもちろん、指紋が目立ちませんし、デザイン的にも優れた印象です。かっこいい。
裏面には、スペックがちゃっかり記載されています。ちなみにモバイルバッテリーとしての容量は950mAh。これはApple Watchを1、5回充電できる容量(Apple Watch Ultraは約0、8回分)。
格納式のUSBコネクタ
『SMARTCOBY DUAL』の側面にはスライダーがあって、これをスライドすると
USB-Cコネクタが飛び出してくる仕組み。コネクタが剥き出しだと、他の荷物とかち合った時に破損しないか心配ですし、かといってキャップは充電器の使用時に邪魔でしかありません。
その点『SMARTCOBY DUAL』のような収納式のコネクタは、なんのストレスも無く使うことができるので“理想的“といって差し支えないでしょう。
バッテリー残量はLEDインジケーターの色で知らせてくれる
スライダーと反対側の側面には電源ボタン。
電源ボタンを押すといつでもApple Watchを充電できるスタンバイ状態になります。LEDインジケーターの色によるバッテリー残量は下記。
LEDの色 | バッテリー残量 |
🟣紫 | 76%〜100% |
🟢緑 | 51%〜75% |
🔵青 | 26%〜50% |
🔴赤 | 25%以下 |
紫はCIOのコーポレートカラーなので仕方ないとして、緑も青も残量100%感あるように思える気がします。正直、LEDインジケーターの色によるバッテリー残量の見極めは覚えづらいので、赤以外はセーフとしておきます。
実際にSMARTCOBY DUALを使ってみる
というわけで、実際にApple Watchへの充電を試してみます。
『SMARTCOBY DUAL』にApple Watchを載せただけで充電が始まると嬉しかったのですが、ちゃんと電源ボタンを押してからでないと充電は始まりません。一方で『SMARTCOBY DUAL』からApple Watchを外した場合は、約2分後に自動で電源をOFFにしてくれるので快適です。
当然といえば当然ですけど、問題なくApple Watchの充電ができていますね。充電中はLEDインジケーターが点灯し続けるので、暗闇だと眩しくもあります。
気になる充電速度はそれなりで、10分間で8%くらい充電できる感じです(Apple Watch SEの場合)。ハッキリ言って充電速度は求めていないので、充電さえできれば、それで充分。
充電エリアの磁力は、しっかりしていて知らぬ間に充電が途切れている、なんてことは無さそうです。
『SMARTCOBY DUAL』はモバイルバッテリーとしてだけではなく、バッテリー残量を気にしない充電器としての使用も可能。
その際はPCなどのUSB-Cポートに接続して使うことになります。
しかも、パススルー充電対応ということでApple Watchと『SMARTCOBY DUAL』の両方を同時に充電できちゃいます。さらに『SMARTCOBY DUAL』が満充電になったら、バッテリーへの劣化を極限まで抑えて充電器として機能するという抜け目の無さ。USBポートに差しっぱなしでも大丈夫というわけ。強すぎ。
このように充電器と接続してコンセントからの充電もできます。が、コンセントから浮いた状態だと『SMARTCOBY DUAL』のUSBポートがその重量を支えることになるので、製品の寿命を縮めてしまうかもしれません。ましてやコンセントから浮いた状態でApple Watchを乗せることなど言語道断です。
決めては「Made For Apple Watch」
なんだかんだ機能的に優れていると言っても、『SMARTCOBY DUAL』をメインのApple Watch充電器として使いたくなった決め手はAppleが認めた製品(Made for Apple Watch)だからでした。以上。
SMARTCOBY DUALは全Apple Watchユーザーに使って欲しい
当初、泊まりがけの外出時に使う予定だった『SMARTCOBY DUAL』ですが、気に入りすぎて自宅の中でも使っている有様です。
それほど買って正解と思えた『SMARTCOBY DUAL』
『SMARTCOBY DUAL』があれば、仮にApple Watchのバッテリー持ちが悪くなってきたとしても、まだまだ勝負できる予感さえしています。