車を運転する時、意外と困るのがiPhoneの置き場所です。
気を抜いて車のシートに座ってしまい、ポケットからiPhoneがこぼれ落ちていった経験ありませんか?
iPhoneがポケットからこぼれ落ちるのも、車内にiPhoneの定位置が無いというのが原因な訳です。
で、車内にiPhoneの定位置を作るなら、手っ取り早いのが車載ホルダー。
せっかくだからMagSafeに対応していて、充電もできる、そんなiPhone用の車載ホルダーでも無いかなと考えました。
そして行き着いたのが『Anker 613 Magnetic Wireless Charger (MagGo)』だったのです。
というわけで、レビューしていこうと思います。
車内でのiPhoneの定位置は助手席
iPhoneをポケットに入れたまま、車のシートに座るとポケットから落ちて行きがち。ドアとシートの隙間にiPhoneが落ちたら、拾いづらくて最悪です。
なのでiPhoneの落下を防ぐために、とりあえず助手席に置いていました。
ただ、助手席には荷物を置くことが多いので、iPhoneを潰してしまわないように気を使う必要があります。
しかも助手席に誰かを乗せるときには、iPhoneの居場所は無くなってしまうのです。すぐに奪われる特等席。
というわけで、助手席の他にiPhoneの居場所を用意したい、と考えるようになりました。
Anker 613 Magnetic Wireless Charger を購入
そして購入に至ったのが『Anker 613 Magnetic Wireless Charger』、Ankerから「MagGo」シリーズの1つとして販売されている車載ホルダーです。
「MagGo」シリーズはMagSafeを生かしたアクセサリで、車載ホルダーの他にもモバイルバッテリーや充電スタンドといったラインナップが展開されています。
Anker 613 Magnetic Wireless Charger の開封
内容物は、
- Anker 613 Magnetic Wireless Charger本体
- 2ポートUSB カーチャージャー
- 固定クリップ x 4
- 3Mダッシュボードパッド
- USB-C & USB-A ケーブル (1.5m)
- 取扱説明書、保証書
という感じ。
2ポートUSBカーチャージャーが同封されているのは気が利いています。さすがAnker。
固定クリップは裏面が両面テープになっていて、その名の通りケーブルを固定しておけます。
同封物だけで、快適に使い始めることができるのでありがたいですね。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerの外観
製品情報でのカラーはブラックとの表記ですが、土台やアームのプラスチック部分のカラーは、どちらかというとグレーっぽいです。
また、充電パッド部分はゴムのような柔らかい素材で、iPhoneを優しくホールドしてくれそう。つまりiPhoneに傷がつく心配はありません。
ただし、この充電パッドは材質のせいなのか、ホコリがつきやすいです。こまめに拭き取ってね、というAnkerからのメッセージなのでしょう。
このように、MagSafeを利用してiPhoneをホールドしてくれます。
思いのほか強力にくっ付きますが、それもそのはず、耐荷重は約900gもあります。
ケースを付けたiPhone12の重量が216g(iPhone13 Pro MAXでも重量は238g)なので、Anker 613 Magnetic Wireless Chargerにとっては余裕でホールドできる範囲。
これだけ力自慢であれば、運転中、心置きなくiPhoneを任せておけます。
アームの可動域は上がここまで、
下にはここまで動かせます(角度でいうと134°)。好みの角度が、きっと見つかるはず。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerの設置方法
さっそく、Anker 613 Magnetic Wireless Chargerを車内に設置していきます。
1、ダッシュボードをきれいに掃除する
ダッシュボードが汚れていると、接着力が低下してしまう。
というわけで、車内用のウェットシートを使って、夢中でダッシュボードをきれいに掃除します。
ダッシュボードが平面でなければ、同封のパッドを使いましょう。
個人的には、強力な両面テープを車につけるのは抵抗があったので、パッドは1度封印しました。
パッド無しで安定しないようなら、封印を解こうと思います。
2、ロックレバーを上げた状態で、吸盤を1分以上押し付ける
設置場所を決めたら、ロックレバーを上げた状態で(吸盤についている保護フィルムは外す)、
空気を押し出すように、吸盤を1分以上押し付けます。(この時はダメ押しで3分くらい押さえつけた)
3、ロックレバーを下げて、10秒以上押し付ける
その後、吸盤のロックレバーを下げて、10秒以上押し付けます。
4、本体にケーブルを繋ぐ
最後にカーチャージャーに繋いだケーブルと本体を接続して、設置は完了。
忠実に設置方法を実践したので、今のところAnker 613 Magnetic Wireless Chargerがダッシュボードから外れて落ちたことはありません。
実際にAnker 613 Magnetic Wireless Chargerに使ってみる
iPhoneも車内で定位置ができて誇らしげです。装着はMagSafeでピタッと貼り付けるだけ。
ワイヤレス充電の出力は7、5W。Apple純正のMagSafe充電器の出力は15Wなので、その半分の出力ということになります。
とはいえ、車での充電をメインにするつもりは無いし、7、5Wあれば十分です。むしろ充電できるだけでも嬉しい。
正面から見ると、iPhoneが浮いているみたいでカッコいいですね。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerのヘッド部分は回転するので、iPhoneを好きな向きにして置いておけます。
そして、充電パッドの周りにはLEDライトがついていて、暗闇でも充電場所に迷うことはありません。
LEDライトで光るとはいえ、iPhoneをつけていない時でも眩しくなく、運転の邪魔にはならないです。
ちなみに、カーチャージャーも光ります。光らせておけば、かっこいい説あると思います。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerの不満点を強いてあげるとすれば、運転中の段差で若干アーム部分が揺れることと、
ケーブルの差し込み口が後側についていることですね。前側に差し込み口があれば、もう少しケーブルの収納がスタイリッシュになったかな、という気はします。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerまとめ
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerのおかげで、車内でのiPhoneの定位置をはっきりさせることができました。
これでiPhoneがポケットから落ちることも、荷物で潰してしまう心配も無くなって良かったです。
Anker 613 Magnetic Wireless ChargerはMagSafe対応のiPhoneであれば、かなり便利に使える車載ホルダーだと思います。
そもそも、MagSafe自体が便利すぎるなと思う今日この頃です。