家の鍵だったり、車の鍵って滅多に失くすことはありません。
でも1年に1回くらいは、鍵を見失って絶望するときが訪れるんですよね。
そして鍵を失くした直後は猛省して注意深く生活するのに、そのうち油断してまた鍵を失くしてしまう悲しみのサイクル。
鍵の紛失という滅多に無いイベントだから対策を怠りがちで、同じ失敗を繰り返してしまいます。
先日、車の鍵を落としてしまい、死ぬほど探したときに思ったのです。「もう、あれ買おう。AirTag」
もはや鍵を失くすことは前提として、失くしたら探し出せばいいと考え、“見つける天才“こと『AirTag』を買ってみたのでレビューしようと思います。
AirTagの開封
![AirTag 外箱](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1912-e1653399040285.jpg)
今回、購入したAirTagの価格は税込3,800円。
AirTagをいっぱい欲しい場合は4個入りのセット(12,800円)を選ぶと1個当たり3,200円の価格で購入できて、お得。
![AirTag ペリペリ](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1913-e1653400430694.jpg)
とても小さい箱だけど、Apple製品特有であるフィルムのペリペリができて楽しいです。
![AirTag 内容物](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1914-e1653400561547.jpg)
内容物はAirTagただ1点。圧倒的に無駄が排除されていて笑います。
AirTagの外観
![AirTag 本体](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1919-e1653400780752.jpg)
AirTagの表面は鏡仕立て。かっこよさと引き換えに、指紋と傷がつきやすいので注意です。
![AirTag 裏面](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/05/img_2014-e1653401135103.jpg)
裏面は自分だけの刻印をしなければ、真っ白。キレイに使いたい。
![AirTag Air pods Pro](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1921-e1653401488192.jpg)
AirTagの大きさは直径31.9mm、厚さ8.00mm。イメージが難しいかもしれませんが、少し厚みのある五百円玉くらいの感じです。
結構小さいなと思っていたAirPods Proよりも、はるかに小さいサイズ感。これなら鍵にキーホルダーっぽく付けても違和感無さそうですね。
AirTagはボタン電池1つで約1年稼働する
![AirTag 電池交換](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1989-e1653402069841.jpg)
AirTagはAppleロゴの部分を反時計回りに回すと外せるようになっていて、その部分に電池が収まっています。
AirTagで使うボタン電池の型番はCR2032。ボタン電池の型番を意識したことは、ほとんどありませんが、この型番CR2032はコンビニでも手に入るくらい定番という触れ込みです。
そしてボタン電池1つで、1年以上稼働するというたくましさ。ちなみに電池の替え時はiPhoneが知らせてくれるそう。強い。
AirTagのセットアップ
![AirTag 絶縁シート](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1916-e1653657731164.jpg)
AirTagのセットアップを始めるにあたって、フィルムと一体になっている絶縁シートを引き抜いていきます。
絶縁シートを引き抜くと「ピロロン」みたいな音が鳴るので、実質AirTagの産声を聞くことができる貴重な瞬間です。
![AirTag iPhone12](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/05/img_0162-e1653658562611.jpg)
それはさておき、起動したAirTagに手持ちのiPhoneを近づけます。
![AirTag ポップアップ](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/phonto-1024x1024.jpg)
するとiPhoneにポップアップが表示されるので「接続」をタップ。
![AirTag 名称](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/phonto-1-1024x1024.jpg)
次にAirTagの名称を決めていきます。選択肢以外にもオリジナルの名称を付けられますし、後から変更することも可能なので、気軽に決めましょう。
その後はAirTagの説明書きに同意し、最終的に完了をタップしてセットアップは完了です。セットアップと呼ぶまでも無い手軽さは、さすがApple製品。いつも助かります。
実際にAirTagを使ってみる
![探す アプリ](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1975-e1653659704885.jpg)
AirTag単体では無力ですが、iPhoneにある「探す」アプリを使うと真価を発揮します。というか「探す」アプリの存在をAirTagのおかげで知ることができたと言っても過言ではありません。
![探す アプリ AirTag](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/phonto-2-e1653660241914.jpg)
AirTagは「持ち物を探す」の項目に含まれます(iPhoneやiPad、Air Podsなどは「デバイスを探す」に含まれる)。
![AirTag 探す アプリ](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/05/phonto-1024x1024.jpg)
AirTagはGPS機能ではなくBluetooth信号を使って位置を教えてくれる仕組み。
なので、手持ちのiPhoneのBluetooth圏内にAirTagがあれば、「サウンドを再生」をタップすることで、AirTagから鳴る音を頼りに失くしものを探すことができます。
また同じくBluetooth圏内にAirTagがある場合に「探す」をタップすると、
![AirTag 探す](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/phonto-3-e1653663479408.jpg)
正確な位置を表示し、矢印でAirTagがある場所まで誘導してくれます。これが、かなり正確でビビっちゃいます。
Bluetooth圏内にAirTagがあれば、探すのも簡単ですね。
それでは、Bluetoothが届かない、失くした場所も検討がつかない場合はこの世の終わりかと思いきや、そうではありません。
自分以外のiPhoneユーザーがAirTagの近くを取りかかったときに、そのiPhoneがAirTagからのBluetooth信号を受信し、iCloudにAirTagの位置情報を送信します。そうすることで、AirTagの持ち主は「探す」アプリを使って、最新の位置情報を知ることができるのです。
しかも、この一連の流れは完全に匿名かつ、情報が暗号化されているのでプライバシーはガチガチに守られているわけです。
紛失モード
さらにAirTagには「紛失モード」という、失くしたAirTagを見つけてくれた人からの連絡(電話)をもらえる機能が備わっています。要は、AirTagにスマートフォンをかざすと自分の連絡先を表示してくれる機能です。
紛失モードは「探す」アプリから有効/無効の切り替えが可能で、初期設定では無効になっています。
個人的には、知らない人に電話番号を知られるのは心配なので、紛失モードを有効にしておくかは微妙なところです。世の中、善人ばかりでは無いですからね。
AirTagで失くし物をする恐怖とサヨナラを
![AirTag パッケージ](https://mi-toblog.com/wp-content/uploads/2022/04/img_1922-e1653835042143.jpg)
色々なことが起こる毎日で、時に失くしものをしてしまう日もあるでしょう。
そんな時、AirTagがあれば、何か無くしたとしても比較的簡単に探し出すことができるのです。
普段、ほぼ無意識にポケットにねじ込んでいる車の鍵。ふとした時に、ポケットからこぼれ落ちていることもあります。
今回、AirTagを購入したおかげで、仮に車の鍵を落としてしまったとしても見つける自信があるので安心感が段違いです。
失くしものをする恐怖を一度でも味わったことのある方、『AirTag』おすすめですよ。