電気ケトルやコーヒーメーカー、そして電子レンジと、何かと便利アイテムが多いキッチン周り。
便利なのは良いけれど、置き場所に困りがちです。
困り果てた結果、広くはないキッチンでゴミ箱の上にあるスペースを使えたら捗りそう。という結論に達し、購入したのが山崎実業の『ゴミ箱上ラック』でした。いわゆる“tower“シリーズの製品です。
ということで、レビューしていこうと思います。
ゴミ箱上ラックの開封
それなりに大きなダンボールで届いた『ゴミ箱上ラック』
中身は本体のパーツと設計図兼取扱説明書。最終的には幅55cm、奥行き45cm、高さ130cmになる製品ということで、どうしても避けては通れない作業が“組み立て“です。
作りはシンプルだけど、組み立ては面倒
ゴミ箱上ラックの構造はシンプルで、さほど真剣に説明書を見なくても組み立てることができます。が、付属のちっぽけなレンチでネジを回していく作業は苦痛そのものです。
組み立てのコツは、ネジを仮止めしつつ、それぞれのネジ穴にネジがバッチリはまることを確認してから、最終的にキツく締めていくことです。いきなりネジをキツく締めきると、フレームとネジ穴が合わなくてブチ切れることになります。
今回はブチ切れつつ45分ほどで組み立てを終えることができました。とはいえ手先が器用で要領のいい方なら、もっと早く組み立てられそうです。悔しい。
実際にゴミ箱上ラックを使ってみる
なんだかんだで『ゴミ箱上ラック』を設置してみるとこんな感じ。まるで備え付けの家具かのように馴染んでいます。
そして『ゴミ箱上ラック』と名乗るだけあって、長い脚の下にあるスペースにはゴミ箱を設置することができます。
本来、『ゴミ箱上ラック』は真上にフタが開くタイプのゴミ箱だって収まっちゃう的な触れ込みでした。その触れ込み通り、ゴミ箱のフタを真上に開いてもラックにぶつかることなく使えるでしょう。
ただ個人的には、以前手に入れた『分別ダストワゴン』を下のスペースに納めたくて『ゴミ箱上ラック』を購入した訳です。
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同じ山崎実業の製品で、ピッタリ収まりますし、デザインもほぼ同じなので調和性抜群です。
それはさておき、キッチンで暴れ散らかしていたコーヒーメーカーや電気ケトルは、
ラックの1番上の段に居場所を得ました。ラックは白くて飛び散ったコーヒーが目立つので、すぐに拭き取る意識を持てます。
そして中段には電子レンジを置きがちです。
ちなみに各棚の耐荷重は10kg。なので、料理自慢が使うようなゴリゴリに機能を搭載したレンジは、重量的に置けない可能性が高いです(重さ以前に大きさで引っかかる)。
というわけで、ラックに収まる単機能のレンジを使いこなす生活をしましょう。
ただの飾りかと思われた木の棒の部分も、まさかの収納の1つでした。
ハンガーバーと呼ばれるその部分はタオルやスプレーをかけておくのに便利です。また、耐荷重は2kg。
少しの間使って思いましたが、ハンガーバーに何かをかけていると電子レンジの開け閉めの邪魔でしかありません。なので中段に電子レンジを置いた場合、ハンガーバーを使いこなせない説濃厚です。
ゴミ箱上ラックは横の力に弱い
『ゴミ箱上ラック』の脚にはアジャスターが付いています。おかげで高さの微調整ができ、ラック自体がガタつく心配はありません。
ところが、そのスタイリッシュボディの代償なのか、横に力をかけると結構グラつきます。大きめの地震が来てしまったら心配、というか乗せてる物が全部落ちそうなレベルです。
電子レンジを開けるときにも多少振動しますが、日常で使う分には問題ないので、あとは祈るしかありませんね。
感動の安全設計
ある日『ゴミ箱上ラック』に激突してしまった時に気がつきましたが、ラックの先端にはゴムが付いています。
きっと、むき出しの鉄に激突していたらタダでは済まなかったでしょう。先端のゴムに救われ、そこには感動さえあったので報告しておきました。そもそもラックに激突するなよ、という話でもあります。
ゴミ箱上ラックでスペースを有効活用
『ゴミ箱上ラック』を設置したおかげで、ゴミ箱の上にあるスペースを活用できると、まだまだ便利にキッチンを使えることに気がつけました。
もしキッチンの収納に限界を感じているのなら、『ゴミ箱上ラック』使ってみいてはいかがでしょうか。