行って良かったところという事で、2月初旬に虎杖浜温泉の「心のリゾート海の別邸ふる川」に宿泊してきました。
じゃらん北海道の2020年口コミランキングで第1位に輝いた宿です。
その名の通り、心の底から満たされるホテルでした。さっそく宿泊記書いていこうと思います。
心のリゾート海の別邸ふる川の宿泊プランと料金
今回、予約したのは1泊2食付きのスタンダードプラン。2人で約4万3千円です。
北海道の冬はオフシーズンなので比較的安かったのですが、ハイクラスの宿であることは間違いありません。
心のリゾート海の別邸ふる川の客室
なんと、和室8畳から10畳へグレードアップしてだきました。2人なら広さは充分です。
客室から見える景色です。オーシャンビューどころか、もはやオーシャンフロント。
部屋には双眼鏡もあって、遠くまで見渡すことができます。
この宿の客室はあえてテレビを設置しないことで、本当にゆったりとした時間の流れを満喫できます。圧倒的非日常感です。
温泉旅行では客室にいる時間が1番長いので、こうしてくつろげる空間であることが良い宿の絶対条件ですね。
強いて不満を言うなら、シャワー室が無いことですかね。それも、少しの移動で大浴場に行けるので大した問題ではありません。
心のリゾート海の別邸ふる川の温泉
脱衣場、浴場の写真撮影はマナー違反なので公式サイトをご覧ください。
大浴場の泉質はナトリウム塩化物泉。よくTVなんかで聞く、「お湯のとろみ」を感じることができます。肌がツルツルになる、美肌の湯ですね。
内風呂には源泉掛け流しの湯船があります。そして露天風呂は海が近く、開放感がとてつもないです。この時点で今回の宿泊は満たされた感がありました。
また、サウナというか温泉蒸し風呂もあります。温度は低めでしたがこれはこれで悪くなかったです。
洗い場には、ナチュラルサイエンスのカレンデュラのいたわりシリーズがあり、試しに使ってみると、気がついた時には売店で同じものを購入していました。
脱衣場にはフェイスタオルとバスタオルが置いてありますので、部屋から手ぶらで行けるのはありがたいです。
大浴場近くの休憩所にはオレンジのシャーベットや倶多楽湖の天然水が用意されていました。
今回は他の宿泊者と合わず、ほとんど貸切の状態で利用できたので、ゆっくり温泉を満喫できました。
心のリゾート海の別邸ふる川の食事
・夕食
温泉旅行のメインイベントと言えば、夕食!!
チェックイン時に夕食時間を17:30か18:00から選ぶ事ができ、今回は17:30スタートでお願いしました。
17:30に合わせて食事処「海の詩」へ行くと、スタッフさんに部屋番号を聞かれ席に案内してもらいます。
席に行く前にこのご時世なので、しっかり手の消毒をします。
爪楊枝入れが雪だるまみたいだったり、看板犬の2匹のイラストが描かれたメニュー表があったり、さりげない工夫にいちいちリアクションしてしまいました。笑
まず前菜です。
胡麻豆富が特に美味しい。ちなみに2名盛りです。
続いてお造り。
手前の白いエリアは泡塩で、虎杖浜の海をイメージしてるそうです。おしゃれ。爪楊枝でメッセージや絵を描いて記念にしてくださいということでした。
ここでお品書きには無いメニューで自家製の鮭の白子と枝豆の燻製をいただきました。
どちらの燻製も初めて食べましたが、お酒が進みます。
次は三酒肴。
・真ほっけの松の実焼き
・彩り野菜と北海縞エビの黄水酢掛け
・干し柿と鰊の鳴門揚げ
3品とも手が込んでる感じがして美味しいです。
またまたお品書きには無いメニュー、鱈の肝和え。
サービス品だからと言って正規のメニューに劣ることなく、いい味です。食事の満足度も増しますね。
続いて、煮物 虎杖浜産真鱈の道明寺蒸し
そしてメインの料理の前にサービスで
ヤーコンのシャーベットをいただきました。さっぱりとした味わいで口の中を1度リセットできました。
そしてメイン料金、白老牛の元気味噌土手鍋。(具材を取り忘れる痛恨のミス)(結構お酒飲んで酔ってました。)
味噌が溶けて、具材を入れるとなんだかんだでこんな感じ。
さすが白老牛といったところです。火を通しても、程よい柔らかさで美味しいです。
・食事 昆布出汁ご飯
・止め椀 北寄の吸い物
この組み合わせで、一生ご飯を食べ続けられますね。
デザートはラウンジに移動していただきます。
かぼちゃのモンブランとチョコレートドリンクです。
モンブランは甘さが程よく、しっかりと会席の最後をまとめてくれました。
全体を通して量もちょうど良く、どれを食べても美味しい料理でした。最高。
・朝食
朝食時間は、7時から8時半までの30分刻みで選ぶことができます。
決めた時間に合わせて炊き立てのご飯を用意してくれるので、嬉しいですね。
虎杖浜は「たらこ」が有名で、朝食でいただくことができました。
ドリンクやパンは自分で好きなものを取ってくるスタイルです。
新型コロナが流行する以前はバイキング形式でしたが、個人的にはお膳で用意してくれる方が好みです(自分で料理をとってくるのが面倒臭いだけ)。朝から大満足でした。
心のリゾート海の別邸ふる川の看板犬
個人的に思う、白老ふる川の最大の魅力。
看板犬のモコちゃん(奥)とハルちゃん(手前)です。
動物と触れ合ってこんなに癒されることがあるのかというくらい、癒されました。
モコちゃん、ハルちゃんに会うことが宿泊の目的になるくらいのレベル。一緒に記念写真を撮ってくれたり、帰りのお見送りをしてくれてとてもお利口さんでした。1番可愛い。
ちなみに白老ふる川にはペットと宿泊できるプランがあって、ペットを連れた方のチェックインなどの兼ね合いでモコちゃんたちに会えない時間があるそうです。
今回は、「どうしてもモコちゃんたちに会いたいっス」とスタッフさんに話してみました。
すると、温泉上がりで客室に戻る際に、わざわざ看板犬の2匹を連れてきてくれたのです。
会えるのはチェックアウトの時だけかなと思っていたので、嬉しくて完全にはしゃいでしまいました。ありがとうございます。
まとめ
ラウンジでのサービスやテラスなど、書きたいことはまだまだありますが膨大な量になってしまうのでこの辺りで。
白老ふる川ではどのスタッフさんもちょうどいい距離感で親切にしてくれて、とても居心地の良い宿でした。
また30部屋ほどの規模なので、そこまで他の宿泊者と出会うことなく、大浴場や食事処への移動も楽でした。
間違いなく自信を持って、オススメできる宿の1つです。隙あらば宿泊したい。