学生の頃から長いこと使っているリュックは収納が大・小のポケットが2つあるだけのシンプルなGREGORYのデイパック。
シンプルで使いやすいのですが、収納が2箇所しかないのでリュックの中は荷物でゴチャゴチャです。そこにiPadやスマホといった、いわゆる精密機械を入れておくのは、さすがに抵抗がある、と最近思い始めました。
そこで「出勤から旅行にも使える汎用性があって、精密機械を安心して収納できる都合の良いリュックありませんか?」と探し求めた先に見つけたのが、MAMMUT(マムート)の『Seon Transporter (セオン トランスポーター)25』でした。
今ではデイパックの屍を乗り越えて、どこに出かけるにも一生背負いたくなるくらい気に入ったのでレビューしていこうと思います。
Seon Transporter 25の外観
MAMMUTといえば、アウトドアや登山を得意とするメーカーです。なので、アウトドア感丸出しのデザインなんでしょ?と舐めていたら、まさかのスタイリッシュでかっこいいリュックの登場です。タウンユースにも馴染むデザイン性。
そして、多くの服装にマッチするであろう汎用性の高い無駄のないデザイン。一目惚れしちゃいます。
控えめなロゴが好印象。マンモスがかわいいです。
背面はこんな感じ。モチモチ素材の背面部とショルダーハーネスは背負い心地抜群です。
リュック全体が黒一色に思われましたが、ショルダーハーネスのロゴにはオレンジ色が使われています。さりげないワンポイントカラーが完全にファッション上級者です。強い。
Seon Transporter 25の収納
というわけで、ここからは『Seon Transporter 25』自慢の収納スペースを紹介していきます。
CLIMBスペース
『Seon Transporter 25』のメイン収納になるであろう「CLIMB」スペース。
フルオープンできるので、ギチギチに荷物を詰めたとしても中身の確認が死ぬほどしやすいです。
開いた側には2つのメッシュポケットが付いていて、さらなる荷物の仕分けが可能。
中央にはシューズポケット。メーカー的にはジム用シューズの収納を想定しているみたいですが、誰しもがジムに通うとは限らないので、思い思いのアイテムを収納しておきましょう。個人的にはいつでも温泉に行けるようにタオルを仕込んであります。
WORKスペース
「WORK」はノートパソコンやタブレットの収納に適したスペースになっています。
待ちに待ったiPadを安全に持ち運べる収納スペース。
ノートパソコンとタブレット、それぞれのイラストが描かれたタグのおかげで、収納に迷う心配はありません。
タブレット用のポケットには、Magic Keyboardを装着した11インチのiPadが余裕で収まります。もはや、このために『Seon Transporter 25』を購入したと言えるでしょう。
貴重品用コンパートメント
リュックの上部には小型のポケットがあります。
タグにスマートフォンのイラストが描かれていることから分かる通り、スマートフォン専用のポケットが備わっています。
今までは、テザリング用のスマートフォンの持ち出しに地獄みたいな思いをしていましたが、完璧に解消されました。幸せです。
メッシュポケットにはフックが付いていて、鍵なんかを括りつけておけば、2度と失くさないことでしょう。
ちなみに「どこが貴重品用なんだ?」と思われた方、安心してください。
ファスナーがフックのようになっていて、それをリングにひっかけておくことで簡易的にロックできる仕組みになっています。
いざという時、貴重品を盗難から守ってくれる予感がしますね。
前面のポケット
オマケみたいな収納かと思いきや、A4サイズまでの書類、薄っぺらい小物は何でも収納できます。侮るなかれ。
1泊分の荷物を積めてみる
詳細は省きますが、着替え類、タブレット、ガジェットポーチなどなどを詰め込んだ様。
あまり荷物は増やしたくない派ではありますが、1泊分の荷物は充分納めることができました。リュックに25lの収納力があれば不自由しない寝泊まりができると判明。
そして、このリュック自立します。荷物を入れてみて気が付きました。
実はサイドのハンドルが超便利
『Seon Transporter 25』は横持ちもできるサイドハンドルがついています。
当初、対して使わないだろうし、いらなくない?と思っていましたが、実はこのサイドハンドルが結構便利。
どんなシーンでサイドハンドルがあって良かったと感じるかというと、背負ったリュックを1度下ろす時です。
例えば車に乗り込む場面で、運転席側から助手席にリュックを置こうとします。その時、サイドハンドルを掴むと圧倒的にスムーズなリュックの移動ができるわけです。
今まで使っていたリュックでは鷲掴みにするしか選択肢がなかったので知りませんでしたが、サイドハンドル、いわゆる取手が与えてくれる持ちやすさって大事。
Seon Transporter 25で荷物の整理整頓が叶う
なんでもかんでも適当に放り込んでおけるタイプのリュックが好みという場合もあると思います。が、個人的には、ある程度リュック内で荷物の仕分けができる方が使いやすいと『Seon Transporter 25』を使ってみて初めて実感しました。
おかげで大事な書類や手紙がリュックの中でグチャグチャになることが無くなりましたし、安心してiPadを持ち運べるようになりました。
出勤、プライベート、旅行とシーンを選ばず使える『Seon Transporter 25』、基本1つのリュックでまとめたい(荷物の入れ替えが面倒)と思っているので理想的と言えるでしょう。