人生で1番使用回数の多い「箱」といえば、そう「ゴミ箱」ですね。
あまり進化を遂げていないと思われていた「ゴミ箱」が行き着いたのは、まさかの“自動開け閉め機能“。
自動でフタが開くだけなんでしょ?と甘くみていたら、フタを開けた時の臭いの広がりを抑えるというメリットを兼ね備えていました。
ということで、今回手に入れた自動開け閉めゴミ箱の『気配り上手なゴミ箱さん』をレビューしていこうと思います。
フタが真上に開くタイプのゴミ箱は臭いを大放出してしまう
これまで使っていたゴミ箱は、フットペダル式のフタが真上に開くタイプ。
寒い季節ならまだしも、暖かい季節はフタを開く度に、ゴミ箱内の悪臭が空間に放出されて悲しくなります。
1週間に1度まとめてゴミ出しをする人間なので、ゴミから悪臭が漂うのは宿命でした(こまめなゴミ出しは面倒、とはいえ臭いが少なくなる努力はしていた)。
気配り上手なゴミ箱さんを購入
というわけで、ゴミの悪臭と戦うために購入した『気配り上手なゴミ箱さん』
箱の中に箱という、若干ありがた迷惑な梱包です。
同封物は本体とUSBケーブル、取扱説明書とった感じ。ステンレスむき出しのデザインが多い自動開け閉めゴミ箱界において、どんな空間にも馴染みやすい真っ白なデザインが好感持てます。
同じ45ℓのゴミ箱でも『気配り上手なゴミ箱さん』は縦長な分、スタイリッシュな印象です。
給電方法は2パターン
自動でフタの開け閉めをするには、当然何かしらの動力が必要です。その動力というのも電気なわけですが、『気配り上手なゴミ箱さん』は2パターンの給電方法を選ぶことができます。
1つ目の給電方法はUSBケーブルを使ったパターン。
ゴミ箱の設置場所近くにコンセントがある場合は、付属のUSBケーブルで給電することができます。ちなみにUSBケーブルは付属されているものの、コンセントに接続するためのACアダプタは別で用意しておかなくてはなりません。弱い。
またUSBケーブルで給電する場合は、乾電池を入れてくのはNG行為。故障につながるそうです。
2つ目の給電方法は単一形アルカリ電池を用いたパターン。
余っているACアダプタが無いんだけど、とブチ切れていた矢先、発覚したのが電池でも稼働するということ。危なく発狂するところでした。
おかげでコンセントが近くに無くても置き場所を選ばないですし、1日20回の開け閉めを想定した場合、約1年電池が持つという長寿命っぷり。気がつけば、4本の単一形アルカリ電池をセットしている自分がいました。
1年電池が持つとはいえ、電池残量が少なくなると感知ランプが黄色に点灯して交換のタイミングを知らせてくれます。
無論、乾電池を使うならUSBケーブルをコンセントに繋ぐのはダメ、絶対。
実際に気配り上手なゴミ箱さんを使ってみる
下準備としてゴミ袋を取り付けたリングをゴミ箱本体に設置します。
そしてフタをするとこんな感じ。袋が完璧に隠れるので、とてもスタイリッシュです。
ということで、待ちに待った自動開け閉めの瞬間。手をゴミ箱の近くにかざしてみると本当に自動でフタが開いて笑います。
「何?変形しちゃう⁉︎」くらいのワクワクを最初は感じました(すぐに慣れる)。
気になる動作音ですが、うるさいというほどではありませんが、まあまあ音は出ます。静かではありませんね。
『気配り上手なゴミ箱さん』はフタが開いて6秒後に自動で閉じる仕組み。センサー以外にもボタンでの開閉も可能で、閉めるボタンを押さない限り5分間ほどフタを開けっぱなしにできるので、長時間ゴミを捨て続けるときに便利です。
もし何らかの理由で自動開け閉めが困難になっても慌てる必要はありません。なんせ、手動での開け閉めができますからね。どんな時も、ゴミが捨てられなくなるシチュエーションは訪れないという安心感。
開け閉めのスピードはボチボチ
『気配り上手なゴミ箱さん』の1番の売りは、もちろん自動開け閉め機能です。
で、その自動開け閉めがパッと開いて、すぐにゴミを捨てられる代物かと思ったら、そうはいきませんでした。
なんとなく開閉スピードをイメージするなら、「開いてま〜す」とゆっくりめに声に出すと、しっくりきます。個人的には、ストレスを感じるほどではないので問題ありません。というか、それくらい待てる余裕を常に持っていたい所存です。
悪臭の広がりはだいぶマシ
悪臭に広がりは真上にフタが開くタイプのゴミ箱と比べて、圧倒的にマシといえます。
さすがにフタを開いた直後は臭いますが、臭いが消えるのも俄然早いです。これまでフタを開いた時の悪臭が嫌すぎて、微かな隙間からゴミを捨てたりしたこともあった身としては救われました。
自動開閉ゴミ箱で未来を感じる
ゴミ箱のフタが自動で開け閉めするから死ぬほど便利で生活が変わる、なんてことはないけれど、ちょっぴりゴミ捨てが楽しくなるのは間違いありません。
少しでも生活を便利にしたいと考えるなら、たかがゴミ箱と思わずに『気配り上手なゴミ箱さん』を導入してみてはいかがでしょうか?