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【iPhone14 Proレビュー】iPhone12からの乗り換え

2022年12月4日

iPhone12 iPhone14Pro 比較

世間的にはiPhone13シリーズと比べて、さほど進化していないという評価が多数だったiPhone14シリーズ。

では、iPhone12からiPhone14に乗り換えた場合は?しかも、無印からProへのステップアップ。

結果的にバッチリ進化が感じられ、買い替えて正解だったと思っています。

というわけで、iPhone12と比較しつつiPhone14 Proをレビューしていきます。

iPhone14 ProとiPhone12のスペック比較

iPhone14Pro iPhone12 横並び
  iPhone14 Pro iPhone12
ディスプレイ 6.1インチ

6.1インチ

解像度 2,556 x 1,179、460ppi 2,532 x 1,170、460ppi
チップ A16 Bionic

A14 Bionic

バッテリー 最大23時間のビデオ再生 最大17時間のビデオ再生
カメラ Pro48MP(超広角、望遠)

デュアル12MP(超広角)

セキュリティ 顔(Face  ID) 顔(Face  ID)
防水 IP68 IP68
サイズ 147.5×71.5×7.85

146.7×67.1×7.4

重量 206g

162g

iPhone14 Proに搭載されているチップはA16 Bionic。iPhone12から2世代進んだチップで、わかりやすいところではアプリの起動が速くなっている点で処理性能が向上していることを体感できます。

またバッテリー持ちについてですが、iPhone14 Proを1日に5〜6時間使うと、バッテリー残量が40%程度になる感じです。iPhone12では同じ使い方でバッテリー残量が20%を下回っていたので、劇的ではありませんが確かに向上していますね。

重量に関しては、iPhone14Proの方がiPhone12よりも約40g重くなっています。ただ、毎日使っていれば、すぐに慣れるのであまり気になりません。

iPhone14 Proの外観

iPhone14Pro 外箱

Apple製品の開封はいつだってワクワクします。

iPhone14Pro ディープパープル

今回選んだカラーは「ディープパープル」

今まで紫色のアイテムを身につけた記憶はありませんが、Appleが推しているカラーを選びがちです。

iPhone14Pro ディスプレイ

開幕、画面保護フィルムを貼っていくスタイル。ちなみに貼ったのは『NIMASOアンチグレア』

iPhone14Pro 音量ボタン

側面はピカピカで、かっこいいけど死ぬほど指紋が目立ちます。

iPhone14Pro サイドボタン

ボタンやSIMカードスロットはお馴染みの配置。

iPhone14Pro Lightning端子

そのうちUSB-C端子になるのでしょうけど、今はまだLightning端子。

iPhone14Pro カメラ

思いのほか存在感のあるカメラ部分。実は結構好きだったりします。

iPhone14Pro カメラ 側面

カメラ部分は結構出っ張っているので、そのままテーブルやデスクに置くとガタついてしまいます。

iPhone14 Proは常時表示ディスプレイ搭載

iPhone14 Proにおける新機能の1つが常時表示ディスプレイ。

iPhone14Pro 常時表示

一見、画面が点いているように見えますが、iPhone14 Proではこれが画面OFFの状態です。

iPhone14Pro ディスプレイ

画面が点灯している状態と比べると、その差がわかりやすいですね。

iPhone12では持ち上げる、もしくはサイドボタンを押すことで画面をONにできました。とはいえ、いつまでたっても持ち上げつつサイドボタンを押しがちだったので、画面は一生真っ暗なままiPhone12を見つめていました。完全なストレス発生ポイントです。

一方、iPhone14 Proでは常時表示ディスプレイのおかげで気になったときに時刻や通知をパッと確認できて、iPhoneをいちいち操作する必要がなくなりストレスが激減します。ささやかな進歩が生活を変えていくのだと実感できるはず。

iPhone14Pro Apple TV

Apple TVで映画の視聴中に、話がどのあたりまで進んだか気になったときにも便利です。

ちなみに常時表示ディスプレイが必要ないな、と思った場合は、

  1. 「設定」→「画面表示と明るさ」の順に選択
  2. 下にスクロールして「常にオン」をタップすると、常時表示ディスプレイのON/OFFを切り替えが可能です

また、いくら常時表示ディスプレイと言っても画面を下向きに置いたときや、しばらく操作をしないときには画面は完全に暗くなります。賢い。

iPhone14 ProはDynamic island搭載

iPhone14Pro dynamic island

iPhone14 Proで大きく変わった新機能のもう1つが「Dynamic island(ダイナミックアイランド)」です。

iPhone13シリーズまでは、インカメラや顔認証センサーが「ノッチ」と呼ばれるスペースに配置されていました。

構造上仕方ないとはいえ、iPhoneの画面にとって「ノッチ」は邪魔な存在です。それがiPhone14 Proで廃止され、代わりに「Dynamic island」が搭載されたわけですね。

「Dynamic island」になったところでインカメラや顔認証センサーの存在感はバッチリありますが、その部分にさえ役割を与えてお茶を濁そうというAppleの魂胆。

そして思いのほか便利に「Dynamic island」を使う我々。してやられたりですね。

具体的な「Dynamic island」の役割は、アニメーションによってiPhoneの状況を伝えてくれたり、裏で動かしているアプリの操作が可能といったところです。

iPhone14Pro ダイナミックアイランド 

例えば、この状態の「Dynamic island」をタップすると

Dynamic island 操作

「Dynamic island」のエリアが広がって、さまざまな操作ができるようになります。強い。

カメラアプリに2倍ズームボタンが登場

iPhone14Pro カメラ

例によって、進化したメインカメラ。

個人的に1番気に入っているのが、ワンタッチで「2倍ズーム」が使えることです。

レッドブル 1倍ズーム

ズームを使わずに物撮りをしてみると、この有様。余計なものを写さないために近づいて撮ると、角度はおかしいし、歪んで見えるし気持ち悪いです。

レッドブル 缶

ところが「2倍ズーム」を使って同じように写真を撮ると、あら不思議。

無理に被写体に近づく必要がなくなったので、自然な形の写真を撮ることができます。

iPhone14 Proを使えば、誰でもいい感じの写真が撮れそう、という気がしますね。

iPhone14 Proレビューまとめ

iPhone12 iPhone14Pro 比較

iPhone12を愛用していた時、性能や機能面での不満は全くありませんでした。

ところが、Phone14 Proを手にしてみると2度とiPhone12には戻れません。

iPhone14 ProがiPhone12に劣っている部分は1つもありませんし、その上で新機能も搭載されているので、やっぱり新しいiPhoneを手にしたときは感動できます。

価格は強気な設定ですが、毎日使う物にはこだわるべきというポリシーからいって、価格なりの価値があると思いますね。そして、どうせiPhone14に買い換えるなら「pro」シリーズを選んだ方が幸せになれるはずです。

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