壁に備え付けられいるコンセントは大抵2つ穴、あって3つ穴という感じで便利アイテムに溢れている昨今、足りるはずがありません。
なので、電源タップや延長コードでコンセントの差し口を増設するパターンがほとんどだと思います。
そんな“コンセント不足問題“に一石を投じるアイテムが爆誕したわけです。
そのアイテムというのが、コンセント自体を拡張できると話題の『CIO Polaris CUBE WALL』
コンセントをスタイリッシュかつ快適に拡張できる『CIO Polaris CUBE WALL』を購入したのでレビューしていこうと思います。
電源タップは乱雑になりがち
コンセントの増設で最初に思いつくのが延長コードを兼ねた電源タップでしょう。
電源タップは基本、床に這わせて使用するシーンがほとんどなので、コードにまみれてぐちゃぐちゃになりがち。そもそも床にコードがあると、可愛いロボット掃除機の仕事の邪魔になってしまいます。
死角に電源タップを設置できるならまだしも、目立つ場所に設置するのは気が引けます(ケーブルボックスや収納箱を使えば収まりがいいですが、それはまた別の話)。
ケーブルタップ否定派感を出していますが、要は適材適所。おすすめのケーブルタップは下記。
CIO Polaris CUBE WALLの開封
というわけで“コンセント周りぐちゃぐちゃ問題“に立ち向かうために購入した『CIO Polaris CUBE WALL』
同封物は本体と取扱説明書、謎ステッカーたち。
CIO Polaris CUBE WALL本体の外観
『CIO Polaris CUBE WALL』本体はシンプルで洗練されたデザイン。今回は「ホワイト」を選びましたが「ブラック」という選択肢もあります。
正面と両側面にはACコンセント搭載。それぞれ違った方向を向いているのでコンセント同士が干渉する心配はありません。
正面下部には2つのUSB-CポートとUSB-Aポート。差し口に見え隠れするCIOのコーポレートカラーである紫色がオシャレです。
背面には折りたたみ式の電源プラグ。その可動域は最大90°。
電源プラグを収納できるようにした背景には持ち運びをしやすくする狙いがあるのでしょう。確かに『CIO Polaris CUBE WALL』はクレジットカードと同程度のサイズを自慢していますし、重量は約180gと軽量ではあります。
とはいえ、正面から見るとコンパクトと思いきや、厚みがそれなり(38mm)にあるので意外とゴツいです。気軽に持ち運ぼうと思うかは微妙なライン。
どうしても持ち運びたい方には嬉しいシボ加工。傷に強いのでバッグの中に放り込んでも無事でいる予感がします。
傷に強いという機能性を抜きにして、シボ加工はかっこいいのでお気に入りです。シボ加工を施してくれたことに、内心は感謝の思いで泣き崩れそうなほど。
仮にACコンセントを持て余したとしても、差し込み口にはホコリをガードしてくれるシャッター(プラグの抜き差しで自動開閉)が付いていて発火等のトラブルを防いでくれます。
CIO Polaris CUBE WALLを実際に使ってみる
目につく場所には地を這う電源タップを使わないという制約をかけているので、コンセント周りは蛸足で気持ち悪いです。
欲張って全てのコンセントを活かそうと下段に『CIO Polaris CUBE WALL』を設置してみました。が、コンセント部分と壁に段差があるので、あまりしっくりきません。というわけでコンセントの上段に『CIO Polaris CUBE WALL』を設置するのが安定してベスト。
なんということでしょう、統一感がなくて気持ち悪かったコンセント周りがスタイリッシュに仕上がりました。
ちなみに正面のACコンセントにも電源を差し込むと、自慢の良デザインが隠れてしまうので微妙。
USB-Cポートは電力自動振分
2つあるUSB-Cポートは単体だと最大67Wの出力。それはいいとして気になるのは2ポート同時に使った時のW数。
なんと『CIO Polaris CUBE WALL』は45W +20W、30W +30Wといった具合にデバイスに合わせて電力を自動で振り分けてくれます。なのでケーブルを差す順番だとか余計なことは考えず充電ができるわけです。強い。
CIO Polaris CUBE WALLでコンセント周りのゴチャつきを解消
便利なデバイスが増え続ける一方で、コンセント周りのゴチャつきは宿命のように思われました。
ところが諦めるのはまだ早くて『CIO Polaris CUBE WALL』でコンセントを拡張してあげると、コンセント周りは俄然スッキリするのです。
壁のコンセント自体を拡張するアイデア、まさに革命的です。