現在、一人暮らし用の2ドア冷蔵庫(メーカーはSHARP)を使い始めて7、8年経ちます。
冷蔵庫を上手に使う意識ってしたことあるでしょうか?
自分は凍らせておきたかったら冷凍室、それ以外は冷蔵室、その程度の認識しかありませんでした。
そして最近知り合いに指摘されたんですが、自分が野菜室だと思っていたスペースはどうやら違ったみたいです。ずっと間違えたまま冷蔵庫を使ってたので恥ずかしい限り。
悔しかったので冷蔵庫についていろいろ調べてみると、どこに何をおくか食材ごとに適したスペースがあるそうです。
今まではあまり考えず、大きさによって収まりがいい場所に食材を詰め込んでいました。
そこで、今回は冷蔵庫の場所ごとに置くべき食材を確認し、効率良く冷蔵庫を使えるようにしたいと思います。
冷蔵庫の中は場所ごとに温度が違う
冷蔵室と冷凍室の温度が違うことは誰でも理解できますね。凍るか凍らないかの違いがあるのでわかりやすいです。そもそも呼び方も違いますし。
ただ、冷蔵庫内でも温度に差があるそうです。どこでも一緒かと思っていました。
今使っている冷蔵庫の場合
場所名称 | 温度 |
冷蔵室 | 2℃〜4℃ |
ドアポケット | 3℃〜5℃ |
フリーケース | 2℃〜3℃ |
冷凍室 | 約-18℃ |
購入当時、冷蔵庫を設置してもらった時に説明書を見た記憶がなかったので、改めてwebで説明書を見てみるとこんな感じでした。
野菜室だと思っていた場所は『フリーケース』と呼ぶらしいです。8年越しに発覚した事実。
ちなみに野菜室が付いていれば、その温度は3℃〜7℃だそうです。
それぞれの場所に置くべき食材
冷蔵室(2℃〜4℃)
冷蔵庫のメインスペースです。冷蔵庫の中で1番収納力があるので、何でもかんでも適当に詰め込んでしまいがち。
ただ、食材を詰め混みすぎると効率よく庫内を冷やせなくなり、消費電力も増えてしまうので多くても容量の7割ほどに抑えた方がいいようです。
また、冷気は下の方に溜まっていくので、上段より下段の方が2℃くらい温度が低くなります。
そのため、賞味期限が長くて痛みにくい物は上段に、反対に長持ちせず痛みやすい物は下段に入れておくのがオスススです。
日頃からよく使う食材は基本、冷蔵室に入れます。
ドアポケット(3℃〜5℃)
冷蔵庫の開け閉めでもっとも影響を受けるのがドアポケット。
冷蔵庫のドアを開けたときにここだけ完全に外に出てしまいます。ゆえに温度が上がりやすく食材の冷えが甘くなります。
なので、ビールをキンキンに冷やしたかったらドアポケットではなく冷蔵室に入れておきましょう。あとは卵も収まりはいいですが、一定の温度が保たれる場所が保存に適しているので冷蔵室へ。
じゃあ、ドアポケットには何を入れておけばいいのかというと、温度の変化による影響を受けにくい調味料を入れておくのがベストです。
ということで、特に冷やさなくても大丈夫そうな塩を入れておこうと思います。
フリーケース(2℃〜3℃)
今回、冷蔵庫について調べるきっかけをくれたのがこの謎だったスペース。
冷蔵室内において簡易的な個室に見えたので、今までなぜか「個室」=「野菜室」だと思い込んでいました。悔しいです。
このスペースは、1人暮らし用の冷蔵庫で「チルド室」の役割を果たしてくれます。
冷蔵室より温度が低くて、冷凍室より温度が高い場所です。冷凍したくないけど鮮度を保ちたい食材を入れておくのに適しています。
確かに野菜を入れておいたら、いつも凍りついていたことを思い出します。(なんで、その時点で疑問に思わないのでしょうか。思い込みって恐ろしいですね。)
鮮度を保ちたい食材といえば肉や魚、乳製品が当てはまります。
残念ながら肉も魚も無かったので、手元にあった全然使っていないバターを入れておくことにします。
冷凍室(約-18℃)
冷蔵室は食材を詰め込まない方がいいのに対して、冷凍室はたくさん詰め込んでおくほうが冷却効率は上がります。
冷凍の牛丼なんかをセールでまとめ買いすると、割とすぐ冷凍室がいっぱいになるので食材を詰め込んでおくのはあまり難しくなさそうです。
普段、冷凍室がギチギチになってやばいなと思ってましたが、それはそれで正解だったようです。結果オーライというやつですね。
冷蔵庫を上手に使う
メモ
・冷蔵室→日常的に使う食材 下段の方が温度が低い
・ドアポケット→温度変化の影響を受けにくい調味料
・フリーケース(チルド室)→鮮度を保ちたい肉や魚、乳製品
・冷凍室→長期保存したい食材 いっぱい詰め込むと○
まとめるとこんな感じになります。
今まで適当に使っていた冷蔵庫でしたが、これで上手に使えるのではないかと期待しています。