便利な蛇口直結型の浄水器を使い続けていた毎日。これさえあれば、一生美味しい水が飲み続けられると信じていました。
ところが引越しを機に、水を飲むことにおいては無敵だった生活が失われてしまったのです。
どんな蛇口にも取り付けられると思っていた蛇口直結型の浄水器、甘すぎる認識。ミネラルウォーターを切らさず管理することは不可能ですし、ウォーターサーバーはなんか騙されている感があって手を出しにくい。
そこで導入してみたのがポッド型の浄水器でした。蛇口直結型の浄水器でも使っていて実績のあるクリンスイ製。消去法の手段ではありますが悪くなかったのでレビューしていこうと思います。
蛇口直結型浄水器が通用しないシャワー水栓

まだ浄水器の取り付けができないとは知らなくて、蛇口伸びるんだけど〜⁉︎ なんて浮かれていた間抜けな自分。シンクを掃除する時なんかは便利なんですけどね。

こういう浄水器を使い続けたかったわけです。多分、別の方法で浄水器を水道に直結させることができるのでしょうけど、それは別のお話。
浄水器の取り付けができないと悟った時に、ストレスでまぶたがピクピクしたのは苦い思い出です。
クリンスイ ポッド型浄水器の購入

ほぼ抜け殻状態で、Amazonを眺めていると出会えた「ポッド型の浄水器」。即購入。

内容物はこんな感じ。予備の浄水カートリッジが同封されていて心を掴まれました。
ちなみに濾過した水を入れておける容量は0.9ℓ、控えめ。
ポッド型浄水器の使い始め

ポッド型浄水器を使い始める際には、やらないといけない手順が少しだけあります。
まずポッドと浄水カートリッジの洗浄は避けては通れません。

カートリッジも水洗い。綺麗になっているのか知りませんけど。

一通り洗います。めんどくさい。

本体の3分の2の高さまで水を入れてから、浄水カートリッジ部分を取り付け20分放置します。

20分放置後水を捨て、満を持してろ過していきます。あれですね、構造がシンプルで組み立たりバラバラにしたりが簡単なので、手入れがしやすいというのも納得です。

水道水を注ぐと、すかさず“ろ過“がはじまります。無人島でドブ水をろ過して綺麗な水を手に入れた時の感動が蘇ります。あえて言うと、そんなシチュエーションを体験したことはありませんが。
さ、飲むぞと思いきや濾過する→水を捨てるを3回繰り返します。

ふたの数字を使い始めの月に合わせます。いわく3ヶ月後にカートリッジの交換推奨なので、一目で交換時期がわかるという寸法。
最後にまた水道水をろ過させて、下準備は完了です。
実際にポッド型浄水器の水を飲んでみる

見てください、水道水をろ過させ誇らしげな姿を。ちなみに1回のろ過では満杯にならないので2回水道水を入れる必要があります。ろ過するスピードは早くはありません。ただ、クリンスイの公式HPで白状しているように受け入れることとします。
で、初めてろ過した水を飲んでみると結構プラスチック臭を感じて愕然としました。動揺します。何を間違えたのかと。
そんなプラスチック臭も何度か使っているうちに綺麗に消え去り、美味しい水を手に入れることができました。臭いへの慣れとかではないと断言したいです。
また、家庭用浄水器試験方法に定められた除去対象物質(17物質)と浄水器協会で定められた除去対象物質(2物質)を高度除去とありますが、要はミネラルを残した美味しい水が飲めるよ、という話。

いちいちフタを取る必要が無い注ぎ口も使いやすくて快適そのもの。

ポッド型浄水器と2ℓペットボトルの大きさを比べてみた感じ。容量の違いがあるので当たり前ですが、ポッドは持ちやすいデザインでスタイリッシュ。

自慢のスタイリッシュボディは冷蔵庫への収まりもよろし。
蛇口直結型と比べた時、ポッド型浄水器の不満点
蛇口直結型とポット型浄水器、どちらもメリットデメリットあると思いますが、蛇口直結型を使っていた身としては
- 料理等には使いづらい
- 常温では置いておけない
あたりが気になりました。思いのほか少ない不満点。だけど蛇口をひねれば無限にきれいな水を使える蛇口直結型が偉大です。
その1点が高すぎる壁です。より容量が大きいポッドを買うなどしてもお茶を濁しきれない予感がしています。
選択肢としてポッド型浄水器は余裕でアリ

本当は蛇口直結型の浄水器を使い続けるのがベストでした。ただ、無いものねだりをしていても虚しいだけです。
ある意味、消去法で購入してみたポッド型浄水器でしたが悪くない選択肢だと思います。むしろ直結型を封じられたいま、ポッド型しか選ばないでしょう。
より手軽に浄水器を導入できる『クリンスイ ポッド型浄水器』しばらくこれで美味しい水を手に入れていく所存です。
聞かなかったことにして欲しいので、最後にこっそり書きます。カートリッジ3ヶ月すぎても意外といけがち(小声)(自己責任)。
