北海道の温泉といえば“登別温泉“。
そんな登別温泉の中でも、総客室数398室と最大級の規模を誇るのが『ホテルまほろば』です。
それだけのキャパシティがあるということは、大浴場ももちろんデカデカ。登別温泉で『まほろば』の規模に匹敵するのは『第一滝本本館』くらいでしょうか。
というわけで『ホテルまほろば』の宿泊記を書いていこうと思います。
ホテルまほろばのプランと料金
今回選んだのは1泊2食付、大人1人1万5,000円のスタンダートなプラン。食事はどちらもバイキング形式です。
プランによっては会席料理や、食事は朝だけというパターンも選ぶことができます。
『まほろば』は登別温泉のバスターミナルから徒歩で約3分ですし、道路を挟んで近くにはセブンイレブンというか温泉街があるので立地はかなり良い方。有料ですが札幌駅からの送迎バスも出ている模様です。
ホテルまほろばの客室
このゴテゴテに豪華さを演出しているロビー、嫌いじゃないです。
それはさておき、チェックインします。『まほろば』のチェックイン時間は14時からと少し早めなのが嬉しいですね。
チェックイン後は各自自由に客室に向かうスタイル。エレベーターは2ヶ所に分かれていて7機あるおかげで割とスムーズに流れます。
そして、今回宿泊したのが「和風ツイン」の客室。意外と綺麗な風です。これだけの規模のホテルだと、布団を敷きに回るのも一苦労なので、和室にベッドという作りの客室が生まれたのでしょう。和室も好きだけど、ベッドで寝たい派の方とWin-Winの関係。
普通に快適なベッド。
ベッドの上にフェイスタオルとバスタオルが1枚ずつ。なんでベッドの上に?と謎でしたが、荷物を置いた瞬間に温泉に行きたい方にとっては助かるのかもしれません。タオルを探す手間を省けますからね。
窓側には可愛らしい2つの椅子とテーブル。
お茶請け菓子は自慢のどら焼き「まほどら」です。
硫黄の香りにも負けないで頑張る空気清浄機。
窓側の壁際には姿見とタオル掛け。
テレビは定番の東芝レグザ。
クローゼットにはハンガーと羽織り。
クローゼットの右手側には収納棚。
ミネラルウォーターと電気ケトル。
グラスや湯呑み、緑茶と玄米茶のティーパック。
コ、コーヒーが無い⁉︎
かろうじて売店にインスタントコーヒがあったのでゲットです。死ぬところでした。
棚の下段です。
意外と収納力があるミニ冷蔵庫。ちなみに氷も売店にありました。
冷蔵庫の下には古き良き金庫。
引き出しの一段目には館内着の浴衣。
二段目にも浴衣。サイズ違いですね。
と、来たら3段目にも浴衣の予感…‼︎
そう思って意気揚々と三段目を開けてみると、まさかの“帯“⁉︎
ちょこんと佇む帯、微笑ましかったです。
一旦、客室のメインスペースを飛び出して、出入り口はこんな感じ。
水回りはユニットバス。でもウォシュレット付き。強い。
アメニティは必要最低限揃っています。
浴槽の角にはシャンプー、コンディショナーとボディソープ。
立派な大浴場がありますけど、部屋にもお風呂はあった方がいいよね、という話。
ルームキーは2本貸してくれるので、同部屋の誰かが一生温泉に浸かっていても安心です。
せっかくの高層階だけど、景色は期待しないほうが良さそうです。
ホテルまほろばの大浴場
自慢の大浴場も画像付きで紹介したくて叫びそうですが、撮影はマナー違反なので断念します。大浴場のイメージはまほろばのHPで確認していただけると幸いです。
まほろばの大浴場は地下1階と地下2階に分かれていて、時間帯で男女の入れ替えが行われます。
14:00~翌3:00 (露天風呂 24:00まで、サウナ 22:00まで) / 翌4:00~9:30 (露天風呂入浴可)
まほろばホームページより
※3:00~4:00 は、清掃・男女入替の為入浴不可
どちらも広くて楽しい大浴場ですが、露天風呂は地下2階の方が圧倒的にいいです。なんなら冬の気温のせいか地下1階の露天風呂は湯気でホワイトアウトしていてハラハラします(それはそれで楽しい)。
これだけの大浴場を体感できたら、登別温泉に訪れた甲斐があったなと思うこと間違いなしです。そして、もし子供だったら浴場にある滑り台で無限に遊んでいたかもしれません。要はそれくらいワクワクできるってことを伝えたい。
ホテルまほろばの食事
夕食
バイキング会場は「リバティ」というレストランです。
『まほろば』にはもう1つ「グリーンテラス」というバイキング会場があります。「リバティ」ではズワイガニが食べ放題ですが、「グリーンテラス」ではさらに毛蟹が追加されるそうですし、ソフトドリンクも飲み放題の様子。その分「グリーンテラス」の方が高値なんですけどね。
ミニラーメンは優しい味付け。
デザートはよく見かける業務用っぽいやつ。これはこれで美味しい。
『まほろば』のバイキングはいかにも“THE・バイキング“といった感じで、悪くはないけど良くもない印象です。ただ、好きなだけ食べれるのがバイキングのいいところですね。あとは大型ホテルだけあって、食事会場の混雑は避けられない宿命。心に余裕を持つことがバイキングを楽しむコツだったりします。
朝食
というわけで、翌日の朝食も夕食と同会場のレストラン「リバティ」でいただきます。
ご飯はもちろん、パン類も充実のラインナップで、およそ朝ごはんで食べたい料理は一通り揃っています。
朝食をしっかり食べた後で、デザートとコーヒーがいただけるのは嬉しい限り。
朝食は普通が1番ですからね。普通であることがベストとするならば、『まほろば』の朝食は100点とさせてください。
ホテルまほろばの館内施設
売店
『まほろば』は大型ホテルだけあって売店も立派です。
お土産や美容グッズ、飲料の品揃えは温泉の売店とは思えないほど充実しています。
『まほろば』の外に出れば目と鼻の先にセブンイレブンがありますが、売店が立派なので外出の必要はありませんでした。強い。
ゲームコーナー
巨大なドラえもんに誘われてやってきたのは「ゲームコーナー」です。
はいはい、お子様向けでしょ?と舐めていたら、普通に楽しくて笑いました。悔しい。
ホテルまほろばまとめ
以上、『ホテルまほろば』の宿泊記でした。
登別で温泉を楽しむことを第一に考えるなら、『まほろば』を選んでおけば失敗ってことは無いはずです。
大型のホテルなので、日々の騒音から解放されたいというのは難しいかもしれませんが、よっぽど楽しいホテルなのは間違いありません。