これまで生きてきて、靴を履くときに“靴べら“なんて使わない人生でした。ところが先日、自分のためにも靴のためにも靴べらを使うべきだと説得されて、靴べらの購入に至ったわけです。
そして、手に入れた靴べらというのもideacoの『noppo2』でした。『noppo2』はマグネット内蔵で収納場所をとらず、もちろん靴べらとしての機能もしっかり果たしてくれる優れものです。
そんな感じでレビューしていこうと思います。
自慢の2本指の限界
基本、靴を履く際は自らの人差し指と中指を靴べら代わりにしていました。
ただ、ジャストサイズの靴や革靴を履く時には、指が太くてスムーズに履けない地獄を味わう始末です。
結局、強引に足を靴に捩じ込むことになるので、靴のかかと部分にダメージを残してしまいます。
で、靴も自分の指も痛めてしまうことに気がついて、靴べらの購入に踏み切りました。
noppo2レビューの開封
というわけで『noppo2』のパッケージはこんな感じ。
『noppo2』にはブラウン、ホワイト、アッシュグレー、3種類のカラーバリエーションがあります。
また65cmの長さは、さほど屈まずに靴を履けるくらいのサイズ感。
持ち手には、さりげない「ideaco」の文字。
そして持ち手の裏側には、この靴べらの生命線であるマグネットが内蔵されています。マグネット部分は、ちゃんと平らになっていて貼り付けがスムーズにできそうです。
noppo2の収納方法は2パターン
マグネットで貼り付けておく
マグネットでドアにくっ付けておけることが『noppo2』を購入した理由の100%を占めるといっても過言ではありません。
そもそも立てかけておくタイプの靴べらだと置き場所に困りがちです。置き場所に困るくらいなら、指と靴がグチャグチャになってもいいという覚悟でした。
ところが、ドアにくっ付けておくという最強の省スペースを実現した『noppo2』だったら置き場所問題はあってないようなものです。狭い玄関でも助かります。
引っ掛けておく
ドアが金属製じゃなかったり、くっ付けておく場所が無い方に朗報です。
『noppo2』は棚などに引っ掛けておくこともできるのです。
しかも引っ掛け部分にはシリコン製の滑り止めがついていて、なかなかの安定感を誇ります。
そうは言っても、マグネットを生かせないなら他の靴べらを買ってもいいんじゃないか、と思いますね。
noppo2の使用感
マグネットの磁力は絶妙
マグネットでくっ付けて収納できるのはいいとして、心配なのは、その磁力。
収納時、簡単に外れてしまったり、反対に使いたい時に全然外せないなんてことがあったら話になりませんからね。
『noppo2』をドアにくっ付けておいて勝手に落ちることは今のところ無いですし、使う時には軽い力でドアから取り外すことができます。この辺りの磁力の力加減は絶妙に思えます。
無論、靴は履きやすい
一度、靴べらを使う人生を経験したら、もう無かった頃には戻れませんね。
『noppo2』は強度に優れていると話題の「ポリカーボネイト」を素材に使っていて頑丈なのはもちろん、適度に本体が“しなる“おかげで初めての靴べらでも扱いやすいです。
とはいえ、割ろうと思えば割れそうな程度の強度な予感はするので、丁寧に扱うことを約束します。
靴のためにも靴べらを使う
靴べらを使うことの本質は、大事な靴を痛めないようにすること。
靴べらを買うかどうか考えた時に、これまで靴べらを使わずにいた人生をちょっぴり反省する良い機会になりました。
今現在、玄関に置き場所がないから靴べらを諦めているとしても『noppo2』なら、置き場所問題を解決してくれるはずです。
そして靴べらを使い始めると、丁寧に暮らしてる感を醸し出せて嬉しくなります。