2021年10月19日、Appleの発表会イベントで「MacBook Pro」や「Air Pods(第3世代)」が新製品として登場しました。
そんな中、こっそり販売が発表された「ポリッシングクロス」、その価格は1980円。
初めて聞いたときはポリッシングクロスって何ぞ?と思いましたが、いわゆる“画面を拭く布”のことのようです。
本当に必要かどうかは無視して、完全にただの興味本位で購入しました。どうせならレビューしようと思うので、軽い感じで読んでもらえると幸いです。
ポリッシングクロスの開封
かっこいい外箱です。たとえ、中身は1枚の布切れだとしても。
今使っている画面拭きの価格なんて忘れてしまいましたが、ポリッシングクロスが1980円と画面拭きとしては高いことは把握済み。
なので、慎重に開封していきます。たとえ、中身は1枚の布切れだとしても(デジャブ)。
とはいえ、側面のペリペリを剥がすだけで開封は即終了。
箱の中から、丁寧に二つ折りされたポリッシングクロスが産声を上げました。壮大な言い回しをしましたが、所詮箱の中身は布1枚なので、そうでもしないと書くことが無いのです。
ポリッシングクロスの見た目
二つ折りで箱に収まっていたので、中央に折り目が入っているのが気になります。使っているうちに消えるのかな?
裏面には特に何も無し。
1980円中の1979円分はこのAppleロゴにかかっている説。
逆に、このAppleロゴがポリッシングクロスの価値を引き上げているとも言えます。悔しいけどかっこいいです。
ポリッシングクロスの色はライトグレーという感じ。
手持ちのアイテムで1番白いMagic Keyboardと比較すると、ポリッシングクロスの色は白ではないことが分かります。
ELECOMのクロスと比較
もともと使っていた画面拭きを真剣に見てみると、ELECOM製のクロスであることが判明しました。
ということで、 Appleのポリッシングクロスと比べてみます。
並べてみると、Appleのポリッシングクロスが一回り大きいですね。
また布としての質感は、ELECOMのクロスは残念ながらペラッペラだと言えるでしょう。というか、多くの画面拭きってこんなもんじゃないですか?あまり気にしたこと無いですけど。
対してポリッシングクロスはというと、さすがApple純正、少し厚みがあって布としてしっかりした作りです。そこらへんの画面拭きとは一味違います。
そして、デザインも大人しい色使いのポリッシングクロスの方が好みです。
ELECOMのクロスに不満があったわけでは無いけど、こうして比べてみると100対0でAppleのポリッシングクロスの圧勝ですね。
実際にポリッシングクロスで拭いてみる
Appleのポリッシングクロスが優れているのは分かりましたが、肝心なのは拭き心地。不自由なく画面を拭き上げることができないと元も子もありません。
さっそく画面を拭いてみます。
純正のクロスで拭いてもらえて、心なしかiPhoneも嬉しそうです。
結果的に言うと、拭き心地も問題ありませんでした。
むしろ、ELECOMのクロスだと何往復かさせてゴシゴシ拭く必要がありましたが、ポリッシングクロスだとササっと拭くだけで画面が綺麗になります。
ポリッシングクロスの互換性といえばネタにされる程の多さです。ほとんどのApple製品の画面に対応しいています。
ということで、iPhoneより画面の大きなiPad Airでも快適に拭くことができました。まあ当たり前か。
ポリッシングクロスのお手入れ方法
ポリッシングクロスは毎日使うアイテムです。使い続けることで汚れていくのは宿命。受け入れるしかありません。
そうは言っても、汚れたら綺麗にするのも宿命。なんとポリッシングクロスは汚れてきたら、手洗いできるようです。
1.ポリッシングクロスは食器用洗剤と水で手洗いします。
2.よくすすぎます.
3.ポリッシングクロスを24時間以上、自然乾燥させます.
https://support.apple.com/ja-jp/HT210229
Appleのホームページには、上記のように記載されています。正しいメンテナンス方法を知っておけば、ポリッシングクロスを長く使うために有利です。
汚れたら洗って、一生使えるとしたら1980円という価格も実質タダみたいな気持ちでいられます。
ポリッシングクロスまとめ
興味本位で買いましたし、さほど期待していなかったポリッシングクロス。実際手にしてみると買って良かったと思えました。
ぶっちゃけてしまうと、ポリッシングクロスで生活が劇的に良くなるという訳ではなく、購入の優先順位は低いでしょう。
とはいえ、さすがのApple純正品ですし、毎日使うアイテムではあるのでこだわってみても良いのではないでしょうか。
ちなみに2021年11月現在、ポリッシングクロスのくせに入荷まで2〜3週間待ちという人気振りです。
今注文しても、すぐには手に入りませんが「そういえば、ポリッシングクロス注文してたわ」程度の感覚で待ってみるとストレスがないかもしれません。
Apple純正の布を買ったことで、ブランドのTシャツに数万円出す方の気持ちが少し理解できました。純正品って強いです。